皆様、初めまして。藤井治⼦と申します。
令和6年4⽉1⽇より医療法⼈を継承し、理事⻑及び院⻑に就任いたしました。
歴史のある当院が、今後も地域の皆様のお役に立つように、診療内容の一層の充実とサービス向上のため精一杯精進して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
⻑い間当院を愛し通院して下さっている皆様は、林正⼈前院⻑のご退任に大変驚かれたと思いますが、林先⽣は今後も顧問として診療を継続されますので、どうぞご安⼼下さいませ。
誕⽣の時は、⼈⽣最⼤の幸せな瞬間です。と同時に、命をかけた奇跡の瞬間でもあります。
幸せで安全なお産を叶えるには、何が⼤切でしょうか。⼥性に備わる「産む⼒」を⾼めることです。「産む力」を高めるためには、妊娠中から母体の健康増進に努め、出産中に十分なサポートを得ることが大切です。これらを丁寧に丁寧に整えていくことが、お産を幸せで安全にする一番の近道です。
幸せなお産体験は、その後の女性のメンタルヘルスを守り育児を助け、子ども達の育ちにも良い影響を与えます。これは、産後うつや児童虐待対策にも直結するものであり、産科医療機関にしかできない大きな責務であると考えます。
お産の時、母体の万⼀の急変事態に備えた、医療体制の提供はもちろん重要です。私は京都のハシイ産婦⼈科という⺟体救命救急に熱心な医院で副院⻑として17年間勤務させていただきました。
前職で学ばせていただいた知識は、母体の急変時に患者様も医療者をも守るものであり、当院の医療体制強化に役⽴てていく所存です。
最近では「婚活」や「妊活」といって、⼥性⾃らが良縁や妊娠に向けて活動することが当たり前になりましたが、⾚ちゃんの育ちやお産の経過についてはどうでしょう。⾃分の⼒ではどうしようもない運命のように思っている⽅が大半です。
しかし、胎児の暮らしは、お⺟さんの毎⽇で決まります。妊娠前、妊娠中、分娩中、授乳期の過ごし⽅、その⼀つ⼀つはほんの些細なことですが、幾重にも重なり合い、やがては大きな健康格差へとつながります。
お産も赤ちゃんの未来も、知識を持って取り組むことで、誰でも⾃ら変えることができます。「妊活」で終わらず「産活」も⾏なってほしい。そのお⼿伝いを全力で行います。
どんな⼩さなことでも、お気軽にご相談ください。一緒の悩み、一緒に考えて、赤ちゃんとお母さんにとって最善の道 を選びましょう。
妊娠・出産のお手伝いだけではなく、子宮がん検診、子宮筋腫や子宮内膜症などの一般婦人科診療、不妊相談も行って参ります。ホルモン療法、漢方療法も用い、お悩みの諸症状に対応します。
また、女性の9人に1人は乳がんに罹患する昨今、乳がん検診として乳腺エコー検査も院内で受けていただけるようにいたしました。
また、「産活」同様、婦人科診療においても、予防と健康増進を大切にしています。
病気として根付いてからの対応ではなく、未病にアプローチして根本解決に導くため、栄養療法や統合医療も取り入れて、細胞環境改善のご提案も行て参ります。
これらは私の人生理念であり、医師としての行動指針にもなっています。
当院スタッフの行動指針としても大切にしていきたいと考えています。
《職歴》 京都⼤学産科学婦⼈科学教室⼊局 天理よろづ相談所病院産婦⼈科 国⽴病院機構⼤阪医療センター産婦⼈科 医療法⼈社団ハシイ産婦⼈科副院⻑ 奈良⼥⼦⼤学⽣活環境学部⾷物栄養学科⾮常勤講師
《資格》医学博⼠京都⼤学⼤学院卒業⾼知医科⼤学卒業⽇本産科婦⼈科学会専⾨医⺟体保護法指定医国際認定ラクテーションコンサルタント乳がん検診超⾳波検査判定医師マンモグラフィ撮影認定診療医師⽇本⺟体救命システム認定ベーシックインストラクター新⽣児蘇⽣法専⾨コース修了⽇本抗加齢医学会認定医臨床分⼦栄養医学研究会認定医⽇本幼児いきいき育成協会理事プラントリシャンJAPAN正会員
1958年生まれ。 1983年川崎医科大学卒業、神戸大学産婦人科教室入局。 県立淡路病院、県立柏原病院、高松恵生病院を経て、1994年より、林産婦人科で勤務。院長を経て顧問就任。
大阪信愛学院大学看護学部看護学科教授 2021年より現職 2013-2020年神戸大学保健学研究科教授 神戸大学医学部附属病院で長く診療に従事 専門は生殖内分泌で、特に更年期障害、月経異常、骨粗しょう症、子宮内膜症、子宮筋腫の管理に精力的に取り組んでいる。
当院では、院内見学を受け付けております。院内見学受付日時:平日 10:00~15:00
あらかじめお電話をいただければ、お約束の日時にスタッフが院内をご案内いたします。また、妊娠中のあらゆるご相談・ご質問にお答えいたします。ご希望の方は下記までご連絡ください。
電話番号(078)731-0730林産婦人科 ナースステーション